お役立ち情報2024年3月29日
不妊治療に備えて、民間の医療保険は加入するべき?
結論から言うと、どちらでもいい。
こんにちは。まめ相談所の宇留野です。
今日のテーマは「不妊治療に備えて、民間の医療保険は加入するべき?」です。
結論からお伝えしますと、私の考えでは『必ず入らないといけないものではない』と思います。つまり、『加入しても、しなくても、どちらでもいい』です。
様々な事情や加入する方の体調・特性等もあるので、もちろん一律には言えません。
が、こと妊娠や出産、不妊治療に関してだと、よく「妊娠を予定されている方は、妊娠前に医療保険に入った方がいい!」と、様々な方に言われたりしないですか?
…私は言われました(笑)
当時お世話になったFPからも加入を勧められて、女性向けの民間の医療保険に加入しました。
当時は、不妊治療が保険適用前でしたので、民間の医療保険で、不妊治療についての給付は受けられませんでしたけどね。
出産時も、正常分娩だと、出産は病気ではないので給付金は出ません。
帝王切開では入院・手術費などの給付金が出ますが、保険の内容次第では保険料の方が、給付を上回っていたりと、得なことばかりではないように思います。
民間の医療保険は、保険会社が営利目的でつくっているものなので、当然と言えば当然ですよね。
不妊治療に使える、民間の医療保険は限られている
民間の医療保険の保障内容
いくつかの民間の医療保険を確認しましたら、
令和4年4月以降の不妊治療の保険適用後に、民間の医療保険でも、一部の保険で
✓特定不妊治療(体外受精・顕微授精)
✓男性不妊治療
✓先進医療
に対して、給付が受けられるものもあるようですが、
✓特約をつけないと受けられなかったり(特約をつける分、保険料が上がります)、
✓年齢が18~40歳まで※の女性向け(※保険期間により異なる)であったり、
✓加入後、2年を経過していないと、給付を受けられなかったり、
と、とても限定的なようです。
私が調べた、民間の不妊治療にも使える医療保険のひとつ:
日本生命「シュシュ」↓
ニッセイ 出産サポート給付金付3大疾病保障保険 ChouChou!(シュシュ) | 日本生命保険相互会社 (nissay.co.jp)
(おすすめするなどではなく、あくまで「参考事例」としてご紹介しています!)
2024年3月時点の私が調べた情報なので、今後変わっていく可能性もありますが、保険適用後に、たまたま既に加入していたり、要件に合えばラッキーくらいのもの…のような気がします。
不妊治療は、きっと誰もが予期していないことの方が、ほとんどなのではないでしょうか?
「準備して備える」…は例えば先天的な体質などで、あらかじめ予想ができたらできるかもしれないですが、分かってから加入する…は「告知」の義務もありますし、一般的には難しいような気がします。
手元に現金があれば
「貯金がしっかりあれば、手元に現金があれば、医療保険に加入しなくても対応できる!」というのが私の考えです。
まめ相談所では、医療保険の保険証券の見方や、証券を見ながら「〇〇の場合は給付金はいくらになります」というようなレクチャーもできます。
事業内容 – 不妊治療と仕事の両立をサポート!まめ相談所 (mame-soudanjyo.com)
ご不安な方は、どうぞご相談くださいね。