お役立ち情報2024年3月22日
保険適用後でも使える、不妊治療に関する助成金
保険適用後でも、自治体によっては独自の助成金がある
こんにちは。まめ相談所の宇留野です。
今回は『不妊治療に使える助成金』についてお知らせします。
ご存じのとおり、令和4年4月から、不妊治療が保険適用となりました。
(ちなみに、私は保険適用前に治療をしていたので、保険適用前の助成金制度を当時、申請・受給しています)
保険適用前にあった助成金制度は、残念ながら、保険適用後は、やっていないという自治体が多いです。
…ただし!皆さんのお住まいの自治体によっては、保険適用後も『独自の助成金制度』があるところもあるのです!
保険適用になったとはいえ、治療が長期にわたったり、治療内容によっては、自費診療になることもあるため、まだまだ不妊治療は高額になりやすいです。
助成金は要件にしっかり該当していて、期限内に申請すれば、不支給になることは少ないかと思います。
必ずご自身で詳細を「事前に確認」して(←ここは重要なポイントです!)、期限内に申請して、もらっておきましょう!!
今回は『岐阜県の不妊治療助成金』について見ていきます!
岐阜県の不妊治療・不育症検査に関する助成金
①不妊治療に関する助成金
【対象者】
申請時に夫婦共に、または、夫または妻が岐阜県内に住民票がある方
【対象となる治療・治療】
保険を適用して行った特定不妊治療(顕微授精・体外受精)で、令和5年4月1日以降に支払った費用。
【助成額】
1回の治療につき、自己負担分として支払った額で、10万円を上限
高額療養費との兼ね合いや、「1回の治療」の考え方・定義などもあるようなので、ご自身の状況と照らし合わせて、必ず岐阜県のホームページ↓で一度ご確認ください。
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/126449.html
全国の自治体ごとに、助成金自体がまずあるのか、ないのかも分かれますが、ある場合も、支給に関する要件が自治体によって全然違います!
✓保険適用の顕微授精・体外受精のみ対象
✓先進医療は対象外
✓人工授精も不妊検査も対象
✓保険診療に加えて先進医療も対象…などなど
また、岐阜県の助成金も、以前確認した時は1種類しかなかったのですが、新たに「不育症検査等に関する助成金」が追加されていました!
②不育症検査等に関する助成金
【対象者】
(原則)岐阜県に住所を有しており、流産、死産既往がある方
※ただし、流死産検体を用いた遺伝子検査については、別途要件あり。
【助成額】
(原則)1回につき3万円まで(費用が3万円未満の場合はその額)
※ただし、流死産検体を用いた遺伝子検査については、別途助成額あり。
詳細などについては、以下のホームページを必ずご確認ください↓
こうのとり応援団ぎふ(不妊支援総合ポータル) – 岐阜県公式ホームページ(子育て支援課) (gifu.lg.jp)
(令和6年3月22日確認時点)
やはり、助成金などの情報は「鮮度が命」なので、新しいものができていたり、廃止されたり、が頻繁にあるかと思います。
このブログは、本日以降どんどん過去の情報になるので、助成金などの情報は、その自治体の現在の最新情報を必ずセットで確認するようにしてくださいね。
まめ相談所でのサポート
ちなみに、まめ相談所では伴走型サポートの際に、相談者の方のご希望があれば、住んでいる自治体の独自の助成金制度を調べたり、健康保険組合に加入されている場合は、健保組合の付加給付がないかどうかなども、一緒に調べることができます。
あとは民間の医療保険の保険証券の見方などのレクチャーも行います。
どんな治療内容のときに、どんな給付が受けられるかが、ご自分でわかるようになります。
事業内容 – 不妊治療と仕事の両立をサポート!まめ相談所 (mame-soudanjyo.com)
↑『まめ相談所での留意点』にもありますが、皆さんの各種の税金・助成金などの申告・申請手続きを、私が代わりに行うことはできませんが、公的な健康保険や助成金、民間の医療保険などに関するご相談や一般的な助言はできます。
お困りやお悩みの場合はいつでも、どんなことでも宇留野に聞いてくださいね!