不妊治療と仕事の両立をサポート！

終わりが見えない不妊治療

こんばんは、まめ相談所の宇留野です。

今回は「終わりが見えない、やめどきが分からない不妊治療」について考えたいと思います。

こんなに時間がかかるなんて、思っていなかった

不妊治療中の方や不妊を経験されたことのある方で、割と多くの方がよく言われるのが、

✓「クリニックにいけば、すぐに妊娠すると思ってた」

✓「〇〇の治療を受ければ、すぐに妊娠すると思ってた」

✓「自分がこんなに長く不妊に悩むとは思っていなかった」

✓「まさか自分たちが不妊に悩むなんて…」

…私もそうでした。

医療の力を借りれば、クリニックに行けば、すぐに妊娠できると思っていました。

ここに関しては、

①男女ともに、正しい妊娠(年齢別の妊娠率や出産率など)の知識を得てこなかったこと

②妊娠を見越したライフプラン・キャリアプランの重要性を考えてこなかったこと

③学校教育で避妊や生理のしくみについてしか学んでこなかった弊害

も絶対にあると思っていますが、それについては別の機会に考えることにします。

未定だらけのストレス

何か、体質や医学的な原因があっての不妊なら、

対処・治療によって、改善見込みの時期なども、目途が立つのかもしれません。

が、原因不明だったりすると、本当に終わりが見えません。

（妊活は結構、自分たちでは気づかない食生活や、生活習慣、

自身をとりまく様々なことからの影響を受けることも多くありますしね…。

本当につくづく、妊娠・出産は「奇跡」なんだと思います。）

いつまで今の状態が続くのかわからない。

予定が立たない。

まめ相談所でも、もちろん「不妊治療のやめどき・終わりについてを考える」ご相談をお受けしています。

事業内容 – 不妊治療と仕事の両立をサポート！まめ相談所 (mame-soudanjyo.com)

自分でもはっきりとわからないから、

✓仕事の昇進を受けていいものなのか

✓プロジェクトに手を挙げていいものなのか

✓治療中はずっと(通院がいつ入るかわからないから）遠方へ行く研修や出張を不参加にしたり…。

…など、仕事に関するすべてのことが、後ろ向き＆消極的になりますよね…。

これはかなりストレスがかかりますよね～。

私も正社員からパートにしたとき、本当につらかったです…。

特にずっとお仕事をがんばってきた人には、なおさらですよね…。

不妊治療の理不尽さ

不妊治療は、かけてきた金額や努力、時間とは比例しません。

治療歴の年数なども関係ない。

(できるなら、なるべく早く、最短で授かりたい…！！！)

子どもを出産することが不妊治療のゴールだとしたら、出産するまで続けるのか。

金銭的・年齢的・体力的に続けられるのか。

仕事との兼ね合いもあって、不妊治療と仕事とが本当に両立できるのか。

家も欲しいし、旅行にもたまには行きたい。

長期的には、老後資金の貯蓄なども考えていかないといけないし…。

夫婦の叶えたい夢と、不妊治療とがバッティングした時に

どちらを優先するのか。

本当に決断の連続です…。

夫婦の価値観が浮き彫りになるので、

自分ひとりならまだしも、夫婦で、パートナーで、向いてる方向が違うと、

もっとどうしていいのかわからない。

様々な気持ちも一緒くたになっているし、

様々な問題もごちゃまぜになっています。

日々、感情の波もありますし、自分自身でも混乱します。

(私は子供が欲しいと思って治療をしているのに、本当は欲しくないのかな？

まだ母になるのは早いと思っているのかな？

いやいや年齢的にはそんなことはない…等、様々な感情が治療中ありました。）

色々な人からの言動でも傷ついているし、自分が停滞している状況にもつらいし、

(周りの友人はどんどん出産・子育てで、ライフステージが進んでいくのに、

自分だけが立ち止まっているよう…）

治療はつらいことの方が多いし、自分でも、

これからどうしたらいいのか、もうわからない！！！

一瞬、自暴自棄な気持ちが出てきたり、そんなふうになりますよね。

助けを求めることの大切さ

…そんなときは、どうぞひとりで抱え込まないで。

今まで本当によく、おひとりで頑張ってきましたね。

ここからは、勇気を出して、信頼できる人※に、

自分のお気持ちを打ち明けてみてください。

(※できれば不妊治療やカウンセリングの知識のある専門家がいいです。

身内や職場の人、知人だと、無料で気軽かもしれないですが、

心ないことを言われたり、的外れなアドバイスを勝手にしてくれたり、

余計にストレスを感じることが、よくありますので…。

友人でも、相手のライフステージによっては話をしにくかったり、

心配をかけたくなくて、遠慮することもありますよね…。

不妊治療の時期は、人間関係も、

自分にとって、本当に大切にしたい関係なのかどうかがある意味、

突きつけられて、はっきりする時期でもあると思います。)

心がほんの少しでも、軽くなったり、

なにか、新たな気づきが得られたり、

今のあなたに必要な情報・知識が得られたり、

あなたの今後の人生のヒントや、事態が好転するきっかけになるかもしれません。

勇気を出して、一歩、いや半歩でも、足を前に出してみてください。

公認心理師の堀田敬子様との出会い

私自身は、心理学系の資格はもっていないです。

大学時代の授業や、キャリアコンサルタントの勉強でも少しは勉強しましたが、

本格的な心理学はもっと深いですし、素人が気軽な気持ちでかじるものではないと

個人的には感じています。

相談者さんのお話をじっくりとお聞きすることは、もちろんできますが、

専門的な助けが必要だとこちらが判断した場合には、相談者さんにそれを伝え、

ご相談のうえ、相談者さんの同意があった場合は、

専門家へお繋ぎすることも想定しています。

そのほうが相談者さんのためになる場合が、圧倒的に多いからです。

早く専門的なケアに結び付いたほうが、絶対に回復が早いです。

自分の勝手なエゴ？で、できもしないことを、さもできるようになんて、

私はできません。

できない時は相談者さんにも、はっきりと「私にはできない」と言います。

まめ相談所を立ち上げる時、こうした不妊治療のやめどきに悩む方に、

真の意味で寄り添えるのだろうか。

子を体外受精で得た私には、「きっと私のこの気持ちはわからない」と

おっしゃる方も、もしかしたらいつかみえるのではないか。

そんな不安も私の中にはありました。

そんな想いを抱えていた頃、2023年10月23日(月曜日)の日本経済新聞を、

たまたま読んでいて、びっくりしました！

福岡市にある「カウンセリングルームWith」様のことが、記事に書かれていました。

私は大変お恥ずかしいのですが、本当にその時まで「カウンセリングルームWith」様のことは無知でした。

自分の不妊治療中には、自力でこうした「不妊の悩みに寄り添ってくれる相談場所」がなかなか見つけられずに、とても苦労しました。

…が、そういった場所が全国を探せば色々とあったのだ！！！と。

治療中の当時、With様みたいな存在をもっと早くから知っていたかった…！と、心底思いました。

(ホームページをつくった今なら分かりますが、

なかなかNET検索だけでは、発見するのは至難の業ですよね…）

そこで、今までなら、

見ず知らずの方に突然、連絡するのは躊躇するタイプだったのですが、

新聞を読んで、思い切って、昨年の秋に

カウンセリングルームWithの堀田様に、自分からメールを送ってみました！！！

(相談者さんのために、絶対になりますからね！

堀田様に連絡を取るのに十分な理由ですよね！）

妊活・不妊相談/心理カウンセリングルームwith（ウィズ） (counseling-with.com)

それから堀田様とメールのやりとりをして、大先輩に私は緊張しながらでしたが、ZOOMで面談をすることになりました。

そういった交流から、まめ相談所では、より心理的な側面で、

「不妊治療のやめどき・

不妊治療の終結に向けたケアサポートを望まれている方」がみえる場合は、

相談者さんのご希望をお伺いしたうえで、堀田様へお繋ぎすることも可能です。

カウンセリングルームWith様のリーフレットも手元にございますので、

ご希望の方へお渡しもできます。

やめどきは本当に悩ましい問題

不妊治療のやめどきは、

✓「お金が尽きたら」

✓「年齢が〇歳になったら」

✓「〇〇の治療を〇回したら」

✓「保険適用の範囲まで」

…など、様々にご夫婦やパートナーで決めているという方もみえるでしょう。

でも…、

「人の気持ちはそんな杓子定規に割り切れるものではない！」と私は思います。

十分に悩んで、十二分に悩んで、

ご自身やご夫婦・パートナーが、1番納得するところを、

時間がかかっても探るというのも、私は大いにアリだと思っています。

それは真剣に自分の人生と向き合っているからこその悩みだと思います。

✓ちょっと心が疲れたな。

✓もしかしたら、もうやめどきかもしれない…。でも…。

✓今後どうするかを人に聞いてもらいたいな。

こんな想いのある時は、どうぞ、もうひとりで頑張らないでくださいね。

どうぞ私でよければ、いつでもお話を聞きます。

専門家である他者を、頼ってくださいね。

相談お申し込み – 不妊治療と仕事の両立をサポート！まめ相談所 (mame-soudanjyo.com)