まめ相談所ブログ

お役立ち情報2025年4月15日

「不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック」が厚生労働省から発表!

新年度はじまりましたね。

こんにちは。

まめ相談所の宇留野です。

 

2025年の春、皆さまはお花見には行けましたか?

私は、なんだかんだバタバタしていましたら、

1分咲きくらいの時季にしか、家族と一緒にみられませんでした…。

 

通勤途中の自転車や車から桜を眺めたり

(運転中の注意力散漫に、気をつけないといけませんね…汗)、

職場から見える桜は、一瞬見れたりしましたが、

ゆっくりと、春の空気を感じながら、

大切な人と一緒に花を愛でることや、

また1年越しに桜を見れたことに感謝して眺める…

みたいな、「心からのお花見」はできませんでした…。

 

来年は心からのお花見、楽しみたいです!

 

厚生労働省から令和7年3月版が発行されました!

さて、新年度になって、4月3日に厚生労働省から、

以下が発表されました!!

 

①「不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック」

30l.pdf

②「不妊治療を受けながら働き続けられる職場づくりのためのマニュアル」

30k.pdf

 

①は不妊治療をしている当事者、職場の上司・同僚向け

②は事業主・人事部門向け

のようです。

 

本当に大切な内容なので、特に①は、どなたも見て頂きたい。

知って頂きたい内容です。

 

今回の調査結果でいうと、

私自身は、仕事との両立ができなくて退職した「11%」の中に入るかと思いますが、

その前段階で、雇用形態を変えてもいます。

 

私は治療を諦める選択はしなかったですが、

仕事を続けるために、不妊治療を諦めた方も7.8%みえます。

そうした「仕事と不妊治療を両立できなかった方」は

全体では26.1%。

4人に1人以上です。

 

これはとても大きな数字です。

結果として、

退職しても・しなくても、

雇用形態を変えても・変えなくても、

悩んでいる間は、その人の本来の力は発揮できません。

本当に社会的な損失だと思います。

 

一個人でどうにかできる問題ではなく、

会社や国の制度、社会的な理解・支援、空気感や雰囲気等も

まだまだ全然不十分だということを示していると思います。

 

実は、不妊治療はとても私たちに身近なものです。

今は全出生児に対する、生殖補助医療による出生児の割合も

2022年は全出生児(770,759人) に対して、

77,206人が生殖補助医療により誕生していて、その割合10.0%です。

 

全体の出生児数も2016年以降、ずっと100万人を下回っているので、

今後の割合も年々高まっていく方向です。

 

2022年時点ですと、10人に1人。

学校のクラスで言うと「20人学級なら、2人」。

「40人学級なら4人」が、生殖補助医療で生まれてきてくれた子なんです。

 

私は出産を2021年にしているので、

2021年が8.6%でしたので、

1年で見ても増えていることがわかるかと思います。

 

こういった知識は、

自分が不妊治療をした・していないに関係なく、

大人である私たち全員が、知っているべきだと私は考えています。

 

そんなこと現実にはないかもしれませんが、

もし子供同士で、出生のことをからかったり、

いじめみたいなものが起きたら?

 

…自分は心配性かもしれませんが、

不妊治療中から、

このことが少しだけよぎったことが何度かありました。

 

もしこれが現実になったら、

大人が誤った情報や偏見を持っているからだと

私だったら疑ってしまいます。

 

無知は罪

自分もそうですが、「無知は罪」だと思います。

マザー・テレサが語った言葉である

「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」も

本当に真実だと思います。

 

不妊治療に限らず、

世の中には、指定難病や様々な大病・障害、LGBTQのこと、

その他にも宗教上のこと、歴史上のこと、倫理上のこと、

色々な問題があります。

 

決して、マジョリティだけが正義・正解では絶対にないですし、

なんなら「正しさ」ってなんでしょうか?

「こうあるべき」ってなんでしょうか?

 

少し話題がそれましたが、ふとそんなことも思います。

 

なので、当事者の方も、

周りで見守っている方々も、

サポートしている方も、

関係している方も、

どうか無関心ではなく、

関心をもって、知る努力を少しだけでもして頂けたらと願います。

 

不妊治療をとりまく問題や課題についても、社会の理解が進むきっかけに

今回の厚生労働省の資料が活用されたら嬉しいなと

私個人としても思います。

 

「相談」の選択肢が、もっと広がって欲しい。

↑これは、私もそうですし、

対人支援をされている方、全員の願いではないでしょうか?

 

不妊治療中もそうですし、このVUCAの時代。

VUCAとは? 予測困難な時代に必要な組織のあり方とスキルを解説:朝日新聞SDGs ACTION!

困ったときに「助けて!」と言える人は、

もはや才能というか、大切な資質だと思います。

 

声をあげることができるか、できないかで、

人を頼れるか、頼れないかで、

メンタルヘルス的にも、経済的にも

パフォーマンス的にも、実損的にも

全然変わってくると思います。

(ただ、この「人を頼る・信じる」にも深く生い立ちや価値観が絡むことがあるので、

難しい問題なのですが…)

 

人間が1人でできることなんて、たかが知れているので

(私もそうです…汗)、

自分ひとりで、まずがんばってみて、

もうこれは無理だ!ってなったら、

今は相談窓口も、以前よりは増えてきたので、

素直に人に相談することも、私は大切な選択肢だと思います。

 

相談やカウンセリングをうけると、どうなるの? – 不妊治療と仕事の両立をサポート!まめ相談所

↑今読むと少し恥ずかしいような…(笑)

1年前の私のブログです。

 

不妊治療に関してもそうですし、

✓働き方・お金のこと

✓これからのライフプラン

✓年金・医療・雇用保険、介護についてなどの制度のこと

✓資格の勉強などの費用の工面・公的な訓練

✓労働についての契約・権利関係、事業主とのトラブルなどの労働相談

✓その他

 

など、

いつでも困ったらお話を伺います。

相談お申し込み – 不妊治療と仕事の両立をサポート!まめ相談所

 

育休中ママ向け講座についてはこちら↓

https://ulgnh.hp.peraichi.com/?_ga=2.22784184.2063203495.1742028590-1255007281.1730805430&_gl=1*a67tsu*_gcl_au*NDkxNTk5NDg2LjE3Mzc1OTc5MTc.

 

実は、そういう相談窓口を知っているだけでも、

すばらしいことなんですよ!

 

 

相談を行う代表

不妊治療のこと、仕事のこと、お金のこと、

各種の社会保険制度について、一般的な確定申告のこと、

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